○車両の工作
バイザーブロックのスリットは、本来貫通しているはず。
そのため、GSIクレオス:Mr.ラインチゼルを使用して彫りを深くし、貫通しているように見えるようにしてみました。
ラインチゼルは一定の幅で掘り進めることが可能なため、このようなケースでは助かります!
今回は車両の脇で兵士が話し合っているという、パッケージアートを参考に制作を進めています。
そこで、車両と車両の外にいるフィギュアとの関係に説得力が増すのではと思い、車体後部のドアを開放してみることにしました。
ドアのヒンジは、ドア側のパーツに一体成型されています。
ただ、ドアを開けるとヒンジの角度も変わるはず。
さらに、塗装を考慮するとヒンジの半分は車両側に移動させておいたほうが良さそうなので、ヒンジを一度切り離すことにしました。
ヒンジの切り離しには、シモムラアレック:ハイパ-カットソーを使用してみました。
切り代が小さいため、このような小さいパーツの切り分けに威力を発揮します!
その後、ヒンジの位置が破綻しないようにドアを所定の位置にあててから、車体側のヒンジを再接着していきます。
上記写真ではわかりにくいのですが、履帯にも押し出しピン跡がありました。
完成後も目立ちそうなので、やすりがけして消しておくことにします。
あと、履帯を仮組みしてみたところ、垂れ下がりが不自然と感じる箇所がありました。
具体的にはパーツA6の前側で、ここはピンセットを用いて前2コマ程を緩やかに曲げてみました。
以上の調整を終えて履帯を組んでみたところです。
今回はウェザリングを強く施す予定もあるので、のちのちの塗装を考慮してこの時点では履帯と転輪は接着せずにしておきました。
内装にあるシートのバックレスト?(パーツC24・25とパーツA8)にも、押し出しピン跡を発見!
このような形状は、やすりがけがやりづらい・・・。
ということで、ここは0.3mmのプラ板を同型状に切り出して貼付し、隠してしまうことにしました。
運転席にあるレバー類(パーツB7・8)は、パーティングラインの処理が面倒だったので真鍮線で作り直しまうことにします。
ノブの先端はエポキシ接着剤を丸く盛りつけて、形状を再現してみました。
パンツァーシュレックの砲口と排出口は埋まっていたため、ピンバイスを用いて開口しています。
穴が開いていないと弾が出ないですし!
パッケージアートを観察すると、車体前方の側面にブラケットがあるのが確認できます。
このブラケットからワイヤーを用いて、車体前方の予備履帯をぶら下げていました。
0.3mmのプラ板を使用してブラケットを再現することにしましたが、小さい小さい・・・。(-_-;)
そうこうしているうちに、飾り台に塗ったボアーステインも乾燥している頃合いだと思います。(だいたい一週間くらいでしょうか)
ここらで、飾り台にニスを塗り重ねていきましょう!
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