ボディ色を塗装する前に、まずサーフェイサーを吹いて表面の状態を確認します。
キットの成型色が白くて表面の状態が目視しづらかったこともあり、サーフェイサーを吹くと消えていないパーティングラインやキズがいくつか確認できます。
段差があれば600番、傷が残っていたら800番の紙ヤスリで表面を整えていきました。
ここからは目詰まりしやすいこともあり、水研ぎしています。
塗装の下準備する

特に写真の赤い丸で示したところはスジ彫りにフチにパーティングラインが走っていたこともあり、スジ彫りのエッジが少しいびつに感じました。パテも併用して表面を整えていきます。

前述のようにキットのパーツは成型色が白いので、完成後に光が透けてしまうことが考慮されます。
光が透けてしまうとオモチャっぽい印象を与えかねません。
ということで完成後に見えない裏側を中心に黒を塗装して、光が透ないように予防しておきました。

ウインドウパーツにも塗装やデカール処理が必要なため、これらも平行して作業を進めていきます。
キットにはウィンドウ用のマスキングテープが入っているので、マスキング作業は楽ちんです。
が…。

このマスキングテープはなんだか剥がれやすいです…。
テープを貼ったらすぐに塗装作業に入った方が無難なようです…。

サイドウィンドウもマスキングしてきます。
ここは実車を観察してみると写真の赤い矢印で示したところが、裏側から黒く塗装されているように見えました。表面にガラス面が出ている状態です。
これを再現しようとするとキットのマスキングテープでは覆いきれないため、ここは別途マスキング処理をしておくことにしました。
ちなみに赤い丸で囲っている小窓も透明なので、別途マスキングしておきます。
塗装してデカールを貼る
塗装作業に入ります。
ボディの塗装にはGSIクレオスのクールホワイトを使用しました。

塗装が乾燥したらデカールを貼っていきます。
先に述べたようにボディ上の青・黄・グレーの色分けは、デカールでフォローされています。
このデカールはフィルムが薄いからなのでしょうか、熱を加えただけでも曲面にうまく馴染んでくれました。
曲面のきついところで使用した軟化剤(GSIクレオスのセッターとソフターを使用しました)も程よく効く感じだったので、総じてキットのデカールは扱いやすい印象を私は持ちました。
しかし、写真の赤い矢印で示したところを中心として、一部デカールでカバーできないところが出てきてしまいました…。
(ただ、ここら辺は自分の張り方にも問題があるのかもしれませんが…。)

デカールでカバーできないところは、近似色を調色してタッチアップしていきました。
ただ、デカールと色を合わせるのはけっこう難しいです…。
デカールを貼ったところとタッチアップで塗装したところの色ムラは、できるだけ避けたいものです。
そのためにも、このような塗り分けはマスキングと塗装で対応するのも、1つの手段なのかもしれないなと思いました。

ブレーキ(H17~20)もデカールを貼る必要があるので、同時に作業を進めていきます。
ただ、キットのデカールを見て疑問が生じました。
デカールには矢印のマーキングもあるのですが、左右ともに同じ方向を向いているのです。
実車画像の観察から、矢印は車の進行方向を示していると思われます。
ということは、キットのデカールはすべて向かって左側のみを再現していることになります。
そのため、これらを修正するためにキットのデカールをPCで加工して、向かって右側のデカールを自作しています。
あと実車の画像とキットのキャリパーの形状を照らし合わせてみると、前後が逆なように思えたので接着位置も変更しました。
サスペンション(H1~4)への取り付けは前後同様の構造なので、加工は必要ありません。
ボディの塗装やデカールの乾燥を待っている間に、室内やシャーシも仕上げていきます。

シャーシは全面白で塗装するように指示されていますが、赤い矢印で示した面はエンジンが入る位置であることから本来は筒抜けになっているはずです。

ということで、この面は黒く塗り潰してしまうことにします。

室内はシートベルトの取り回しをする必要があることから、まずはここまで組み立てています。
なお、室内も実車画像を参考に、一部配色やパーツの向きを変更してみました。

上の写真はシートを組み立てたところです。
エッチングパーツが使用されていることもあり、ディティールは繊細でこれだけでもかっこいいです。
ただ、シートベルトに関してはキットに付属しているリボンだと、特に幅を調節したときにほつれが生じたら嫌だなぁと思っていました。
ということで、今回は模型誌で紹介されていたアセテート粘着テープというものを細切りして使用しています。
ほつれが生じることもなく柔軟性はそこそこ、さらにテープなので固定もできて便利!
あと、背面のカーボン地は複雑な曲面にデカールを貼るのが面倒だったので、バルケッタのカーボンブラックカラーという塗料を使っています。
遠目にはカーボンのように見えるので、特に室内等では便利かと思います。

アンダーパネルでは軟質樹脂も使用されているのですが、エポキシ接着剤や瞬間接着剤がうまく効きませんでした…。
ここはコニシのウルトラ多用途SUという接着剤で、強引に接着しております。
ボディを取り付けてしまうと細部が見えづらくなってしまう室内やシャーシは、今回も取り付け前に記念撮影をしておきました。


シルバーをはじめとするメタリック色は説明書では同一塗料で指示されていても、異素材と考えられる部品には同じ色を使用しないように気を付けてみました。



シートベルトにはメーカーのロゴが入ったデカールを貼ります。
ただ、やわらかい素材にデカールを貼る場合、素材が動くとデカールが剥がれてしまうおそれがあります。
ですので、メーカーロゴのデカールはシートベルトの取り回しを終えてから貼るようにしてみました。
貼り終えたあとにマークソフターを塗布して、ベルトの形状に馴染ませてあります。
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