後ハメ加工と整形
この頭部パーツですが、頭部中心に位置するフレーム状のパーツ(N7)は、左右の髪(B1・2)で挟み込む構成です。
髪は合わせ目を整形したいし、肌色のパーツはマスキングを避けたい・・・。そこで後ハメ加工を施します。
髪のパーツのマーキングしたところを切り取りました。
これで、フレーム状のパーツを前方から差し込むよう入れて固定できるようになりました。
向かって左が加工前、右が加工後です。
ヘッドフォン状のパーツ(C10・12)は髪に挟み込む構成です。
ここもエアブラシで塗装しようとすると、髪の合わせ目を処理→ヘッドフォンを取り付けて合わせ目を処理→マスキングしてそれぞれを塗装、という工程になるかと思います。
これでは面倒くさいので、それぞれが別に整形・塗装できるように後ハメ加工を施します。
ここはC10とC12の受け側の前方の壁のみ削り(写真左側のマーキングしたところ)、髪は後方のピンのみ切り飛ばします。
これで後ろから差し込むようにして、ヘッドフォン状のパーツを取り付けられるようになりました。
ツインテール(B5~8)は合わせ目がかなり目立ってしまいます・・・。
ここはパテを使用した方が結果的に早くてきれいに仕上がりそう・・・。
その後に全塗装してしまうことにしました。
このキットには一部ABSが使用されています。
ABSは通常のプラスチック用の接着剤が効かないと聞いたことがあるので、専用の接着剤を用意しました。(説明書にも記載がありました)
素材については説明書のパーツ配置図に記載があり、さらにランナーにも刻印されているのでこその都度確認していきましょう。
写真は腕のパーツを組んでみたところです。
グレーの肘関節(K7・8)に合わせ目が生じるようですが、全て組んでみるとほとんど目立たないようです。
ここはこのままいってしまうことにします。
太ももに付く装甲状のパーツ(C1・3)は裏面に押し出しピン跡があります。
あまり目立たなそうですが、このパーツは太ももから少し浮いたところに位置します。
隙間から見えるとかっこわるいので一応処理しておきます。
膝の装甲(J1・2)もフレーム状のパーツ(K3)に挟み込む構造でした。
ここはフレーム状パーツの穴をCの字状に切り欠いて、後からはめられるようにしておきます。(写真下が加工後です)
写真はかかとに位置するパーツ(K5)です。
このパーツはパーティングラインが丸モールドの上まで走っており(矢印で示したところ)、モールドを活かしたままパーティングラインを消そうとすると整形が面倒くさいです・・・。
ここはモールドを気にせずに一度整形してしまい、あとからコトブキヤのサポートパーツ「マイナスモールド」から似た径のパーツを貼ってモールドを再生しました。
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