○情景(ジオラマ)制作の前に・・・
情景制作においてもあらかじめテーマを考えておいたほうが、その後の仕上がりに大きな差が出るように感じます。
そして、この箱根登山鉄道のキットは買ったときからテーマが見えていたように記憶しています。
そのテーマとはローカルな景色を見せる温泉街と沿線に咲く華麗な紫陽花。
こんな情景が作りたいとの思いからこのキットを買ったような気さえします。
よって今回の情景のポイントは
・ローカルな路線と駅
・沿線一面に紫陽花が花を咲かせている
こんな感じで設定してみました。
ということで別途用意してみたのがこちら。
・TOMYTEC ジオコレ:建物コレクション 駅前セット3
Nゲージ(1/150)スケールでBトレとの組み合わせも問題なし、そして木造と思われる駅舎の雰囲気が実にいい感じです♪
さらにはトイレや交番も付属しているので、このセット一つで駅前の情景は十分でしょう。
駅前セットの中身はこんな感じ。
組み立ては必要ですが塗装済みであるため、手軽にローカルな駅が再現できそうです。
紫陽花を再現するために何か良い素材はないかと探した末に見つけたのがこちら。
・ポポンデッタの草花 ブルー
細かく砕かれたスポンジが青と緑で着色されています。
紫陽花の再現にはこちらを使用してみることにしました。
○登山鉄道を作る
キットの構成を一通り把握したところで、そろそろ製作に移ろうかと思います。
しかしその前にステッカーを貼るときに困らないように、編成とそれに伴う車両番号を整理しておいたほうが良さそうです。
現在モハ2形は車両番号108と109の2両が運行されているようです。
(110は2017年に引退)
編成は2両が基本のようなので(組み立て説明書に書いてありました)、108と109の2両編成としました。
金太郎塗装は108のみに適用されているとのこと。
よって、編成を図にするとこんな感じになります。
編成が決まったらまずはステッカーを貼っていくことにします。
偏りや傾きがないようにマスキングテープをガイドにして、車両番号等を貼っていきました。
ちなみに説明書のステッカー貼り付け位置の図は、ほぼ実寸で描かれているようです。
ガイドの作成に重宝しました。
車両の前後面の上にあるライトにはUVジェルクリアを塗ってレンズを再現してみました。
写真向かって左側が塗布後ですが、もう少し厚く塗っておけばよかったかも・・・。
天井のパーツには繊細なディティールが入っていたのでスミ入れしてみます。
ディティールがくっきりと浮かび上がっていい感じです♪
組み立て始めると形になるまではあっという間です。
手のひらに乗るサイズ感がかわいらしいです♪
あと絶好のディティールアップポイントになるかなーと思い、パンタグラフは別売の部品を使うことにしました!
ただ、説明書のリストにはいくつかの候補が記載されており、正直どれがいいのかわかりません・・・。
調べてみるとモハ2形には下枠交差形のパンタグラフを使用しているとの記述を見つけました。
よって説明書にも記載してあったKATO:直流用下枠交差形パンタグラフPS22というものを使用してみます。
二つを比較してみるとこんな感じに。
うん、繊細でよい感じ。( ̄▽ ̄)
KATOのパーツは可動するので、パンタグラフが上がった状態も再現できます。
細かい!!!
○駅を建てる
続いて駅を仮組みしてみます。
塗装済みキットではあるのですが、組み立ててみるとゲート跡がけっこう目立ちます・・・。
タッチアップをしておいたほうが良さそう・・・。
ホームは部品間の合わせ目が目立ちます・・・。
違和感があるので、ここも修正しておいたほうが良さそう・・・。
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