タミヤ 1/48 ドイツ・ハノマーク装甲兵員輸送車D型 Sd.Kfz.251/1 Ausf.D(製作記その1・実車を調べて制作を始める)

 

○はじめに

今回制作するキットはこちら。

タミヤ 1/48 ドイツ・ハノマーク装甲兵員輸送車D型 シュッツェンパンツァー Sd.Kfz.251/1 Ausf.D

 

ちなみにこのキットを選んだ理由は、パッケージアートがかっこよかったから!

それだけです!

せっかくこんなにかっこいいパッケージがあるので、今回はこの絵のレイアウトを参考にしてジオラマ・情景制作を進めていきたいと思います。

 

○実車について

第二次世界大戦におけるドイツ軍の車両は多くの研究が成されていることもあり、私が多くを説明する必要はないように思います。

ただ、自らの復習の意味も込めて、特にアルファベットや数字が並ぶキットの名称を中心に調べてみました。

Sd.Kfzとは戦車や装甲車などの特殊車輌を意味する、ドイツ語Sonderkraftfahrzeugなのだそうです。

その後の番号は車両の制式番号、つまり識別用の番号になり、今回制作した251/1は中型装甲兵員車として分類されています。

/のあとの数字はバリエーションを示します。1は兵士10名を運搬可能な251の基本型となります。

補足になりますが上記にて「戦車や装甲車」と述べたように、ティーガーやパンターにも制式番号は割り振られているようでした。

(例、ティーガーⅠ:181、パンター:171等)

Ausfは兵器の型番をドイツ語で示したもので、英語だとtypeが近いのかな、と。

今回制作したD型は、A・B・C型に比べ形状が簡素化され、大戦中に最も多く生産されたタイプのようでした。

以上から、このキットを日本語で表現すると「特殊車両251/1番(中型装甲兵員車)D型(簡素化型)」となるのではないか、と私は考えます。

 

現代でも、例えば陸上自衛隊では89式装甲戦闘車や96式装輪装甲車、米軍ではストライカー等が活躍しています。

そして、兵員輸送車両の系譜をたどると、この車両に行き着くのでないでしょうか。

 

○キットについて

これも日本が誇るタミヤの製品であることから、私が多くを語る必要はないかな、と・・・。

パーツ数も多すぎずに上手くまとめられていて、履帯も一部連結式で足回りの制作も容易に短時間で行えそう。

ちなみに、同シリーズの他の車両ではダイキャストパーツが含まれることもありますが、当キットはプラパーツのみで構成されていました。

以上のことから、制作で戸惑うシチュエーションが出てくることはあまりないと思います。

ただ、小さいパーツが多いため、破損には注意していきたいところ。

あと、オープントップ車両であることから内装の制作と塗装も必要となることから、戦車等との比較のうえでは制作時間が多少長くなるように思いました。

 

それと、MMシリーズの例に漏れず、バケツやジュリカン等のアクセサリーも豊富に付属していました。

今回はジオラマの制作が目的なので、アクセサリーも活用していきたいところ。

フィギュアは二体付属していて、このフィギュアの装備のためもあってか同シリーズの歩兵セットに入っているランナーも付属していました。

このランナーには銃や装備品が多数配置されているため、こちらもいろいろと活躍してくれそうです。

 

パッケージアートと同じポーズのフィギュアが付属しているのは、私としてはとても嬉しいところです!

これだけでもジオラマ制作へのモチベーション大幅アップ!

 

○製作開始

大きさを把握したいこともあり、まずは車両の仮組みから始めていくことにします。

車体の核となるパーツを切り出しと仮組みを行い、どこの押し出しピン跡が目立つか等の確認。

1/48はサイズも手頃で、なんだかかわいく見えます。(笑)

隙間や干渉が生じることはほとんどありませんでした。

車両の形が見えるとモチベーションが上がりますね。

ちなみに、小さいパーツから組み立てていくと、後の工程で車両を保持する際に破損する可能性も高くなると思います。

大(きいパーツ)から小(さいパーツ)へ、この流れを意識して組み立てていき、なるべく破損のリスクを避けるように進めていきました。

 

車体の仮組みを終えると、完成後にも目立ちそうな押し出しピンの跡が確認できました。

具体的には後部ゲートの内装面やMG42の防盾、パンツァーシュレック等です。

パテも使用して、早々に埋めてしまいましょう!

 

仮組みを終えたら、ここらで一度レイアウトを確認しておくことにしました。

飾り台やスチレンボードのサイズ、ネームプレートの配置箇所等を確認していきます。

ここがぶれてしまうと、一からやり直しということにもなりかねません・・・。

ちなみに上記画像の下に移っている紙片は、ネームプレートのサイズ比較・レイアウト確認用に使用しているものです。

あらかじめサイズ違いのものをいくつか用意しておくと、バランスの確認や比較ができて便利かと思います。

 

あと、早々に飾り台の着色もはじめてしまうことにします。

着色に使用しているボアーステインやニスは模型用の塗料より乾燥に時間がかかるようですので、早めに行っていきました。

 

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