タミヤ 1/12 ドゥヵティ900マイク・ヘイルウッド・レプリカ(制作記その11:ディスプレイケースの制作、そして完成!!!)

 

残りのパーツを塗り分け、ディスプレイケースを制作したら完成!!!






カウルの塗り分け

 

カウルにもヘッドライト周辺の縁を黒く塗装するところがあります。

ここは円に近い形状なので、サークルカッターで切り抜いたマスキングテープで対応することにします。

縁とぴったりのサイズに切り抜くのはけっこう難しかったのですが、ここもテープを分割してから貼ってみたところ合わせやすくなりました。

マスキングが終わったら塗装しますが、ここでは万が一失敗しても修正できるようエナメル塗料を使用しています。

(基本塗装にラッカー系塗料を使用しているので、はみ出したりしたときの修正時にエナメル系の溶剤を使用すれば基本塗装は溶けにくい)

 

塗装が終わったところ。

使用した塗料はタミヤエナメル:ラバーブラック。

特に問題は無さそう、いい感じです♪

バイク本体のパーツはだいたい仕上がりました。

 

ディスプレイケースの制作

あとはディスプレイケースを仕上げてしまいます!

 

画像は前述の固定用ジョイント。

透明度を上げるためにこれを磨いていくのですが、これがけっこうなハードワークでした・・・。

とくにでこぼこ(積層痕)が目立つ面は磨くのに難儀しました・・・。

耐水ペーパーではらちが明かなかったので、金属ヤスリでごりごりと削って目立つ積層痕をとってから耐水ペーパーで仕上げていきました。

順番はこんな感じです。

 

①金属ヤスリで積層痕が目立たなくなるまで削る

②#400→#600→#1000→#1500→#2000の順に耐水ペーパーを使用して水研ぎ

③塗料:溶剤1:3で希釈したクリアーを吹く

④GSIクレオス:Mr.ラプロスで#4000→#6000の順に水研ぎ

⑤希釈率を高めた薄めのクリアー(塗料:溶剤1:4)を吹く

 

こちらはカウルの台座です。

台座とカウルの固定には、取り外しも可能で塗膜へのダメージも少なさそうなホビーベース:ガチャピタジェルを使ってみることにしました。

しかし、日付をまたいだら外れてしまっていまして・・・。

形状的に縦方向の接着面積が少なく、また横方向への接着力も求められたから外れてしまったのかなー、と考えます。

 

結局ここも、ハイグレード模型用を使用して固定することにしました。

 

ディスプレイケース自体はこのような感じ。

見た目のインパクトが出せるよう、バイクを置くスペースに高さを出してみました。

切り欠いたところに分割したカウルを設置する予定で、あえてカウルを低く設置してバイク本体と高低差を出すことでエンジンがより見やすくなるのではと考えました。




完成!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カウルを取り付ける前の状態も撮影しておきました。

 

 

 

まとめ

無事完成となりましたが、最後の組み立ての段階で接着したはずのパーツが外れてしまうというケースが何回か出てきてしまいました・・・。

塗装前にしっかりと補強しておけば良かったと、泣いて後悔する羽目に・・・。(涙)

それらのパーツは位置関係の把握不足やパーツの整形がしっかりと出来ていなかったために、十分に接着面積がとれなくなっていたことが原因として考えられます。

他にもパイピングによりテンションが掛かったことでパーツが外れてしまうというケースも経験しました。

結局、真鍮線を通したりして補強したのですが、仕上げの終わったパーツに加工を施すのは冷や汗ものです・・・。

MHRの制作を通して、あらためて仮組みと接着面の整形、補強の大切さを再認識した次第です。

 

もう一つ課題と捉えたのは、カウルの台座を作るのに利用した3Dスキャン。

アプリを使いこなせていないのか、スマホでは限界があるのか・・・。

ただ、精度にもよるのですが3Dスキャナは総じて高価な機器のようです。

その点から考えるとスマホのアプリでここまで作れたのは、十分な結果であったと捉えることもできます。

今回のような場面に遭遇する機会はそう多くはないと思うのですが、この技術を使えば違った形で応用できそうでもあります。

3Dスキャンという技術にもアンテナを張っていきたいと考えています。

 

バイクモデルはフルディティールで比較的パーツが多いにも関わらずほとんどが見えてしまうので、制作カロリーは高めだと感じました。

制作途中はなかなか完成形が見えず、途中で投げ出したくなる時期もありました・・・。

ただ、パーツの仕上げが済んで一気に形になっていく様は快感!

バイクってやっぱりいいなと考えている今日この頃です。(^~^;)

 

あと実はこの作品には壮大なオチがありまして・・・。

元々プレゼント用に制作したものなのですが、ものは試しとコンテストに応募してみました。

そうしたらなんと!光栄なことに賞をいただくことが出来たのです!!!

 

記念の作品になりました!!!

このことが嬉しくもあり、悩ましくもあり・・・。

このブログを書いている時点では、まだ渡せていません・・・。( ̄▽ ̄;)

 

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