タミヤ 1/12 ドゥヵティ900マイク・ヘイルウッド・レプリカ(制作記その4:メッキパーツの処理と細部パーツのディティールアップ)

 

細かい作業が続きました・・・。

ここら辺でリフレッシュの意味も兼ねて、メッキパーツの処理に移ってみたいと思います。






メッキパーツの処理

 

メッキパーツについては、やはりパーティングラインが目立ちます・・・。

最終的にアンダーカウルは半分外す予定なので、B16・17(エキゾーストパイプ)等も目立ちそう・・・。

B4・10とB5・9(マフラー)は合わせ目の処理もしたいし・・・。

 

B11・13(フロントフォーク)は裏側に肉抜き穴があるのですが、この穴は完成後も見えてしまいそうです。

この穴を埋めるとなると整形が必要となり、メッキを活かすのは難しそう・・・。

 

ということでメッキは剥がしてしまいます。

最初400mlの水に対してキャップ1杯(20ml程度)の塩素系漂白剤を使用してみたのですが、なかなかメッキが剥がれる気配がありません・・・。

そこで、漂白剤の割合を増やしたもの(水と漂白剤を1:1で混合)に変えてみたところ、見る見るうちにメッキが剥がれるようになりました。

(漂白剤の割合が少なくても、時間をかければメッキは剥がれていくそうです)

 

なぜ漂白剤につけるとメッキが剥がれるのかは詳しく把握していないのですが、塩素系漂白剤によって蒸着された金属(メッキ層)が溶けるからだそう。

 

メッキが施されたパーツに関しては全てのメッキを剥がしたわけではなく、メッキの光沢を活かしたパーツもあります。

例えばB18(ヘッドライトのケース)は合わせ目の処理が不要でゲートの跡も目立たない場所だったため、メッキを活かそうと考えました。

 

フロントフォークはメッキを剥がしたら、裏の肉抜き穴を埋めてしまいます。

それなりに穴が深かったこともあり、はじめに穴の幅と同程度の厚さのプラ板を接着してから整形してみました。




細部パーツの処理

 

画像はA3(ステップ)です。

このパーツは本来、根元の側面に固定のためのボルトがあるはず。(ボックスアートでも確認できました)

ここはWAVEさんのリベットパーツを利用して、そのボルトをお手軽に再現してしまいます。

 

こちらはA10・11(ステップとペダル)。

ペダルの端部にディティールがありますが、これをまたぐようにパーティングラインが走っています。

この形状を活かしたままパーティングラインを処理するのは難しいので、ここもリベットパーツに置換してしまうことにします。

ただ、こちらは塗り分けが必要になってくるので、接着はせずに別パーツ化しておきました。

 

A19(ナンバープレート)も縁が厚く感じたので、薄く見えるように薄々攻撃を仕掛けます。

(矢印で示した方が加工後)

 

ホイールのエアバルブは、さかつうさんの金属製のものに置換!

これでパーティングラインの処理は不要に!しかも金属製なのでキラッと光ります。

ただこのバルブは差し込むために穴を開ける必要があるのですが、ホイールに対して垂直に穴を開けるのが地味に難しい・・・。

しかし大丈夫、多少の角度であれば斜めに開いてしまってもそこまで目立ちません!

 

仮組み

内装部品の加工がひと段落したところで、おおまかに仮組みをしてみます。

 

 

そしてやはり目立つのがキャリパーの裏側。

ここが再現されていないためにディスクを挟む構造になっておらず、これでは止まれません・・・。(リヤも同様)

さて、どうするか・・・。

 

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