童友社 1/350 日本の名城シリーズ・熊本城(製作記その3・ちょっとしたディティールアップ?)

 

○修正?ディティールアップ?

宇土櫓の3層にはベランダ(見張り台?)を取り付けます。

ただこれも4面がそれぞれ別パーツにわかれていることもあり、合わせが厳しいです・・・。

塗装も考慮すると外せるようにしておきたかったので(いわゆる後ハメ)、まずは3パーツをコの字型に組んで整形をしておきました。

 

あと手すりにあたる部分の縁が厚かったので、ナイフで削いで薄く見えるようにしてみました。

 

さて整形が済んだらコの字型に組んだ3辺と、残りの1辺を合わせてみますが・・・。

うーん、がっつり隙間が生じてしまっています・・・。(-_-;)

これはちょっときびしー!

 

ということでここはすっぱり後ハメを諦めました。(笑)

整形の邪魔なのでまずは手すりの部分を切り飛ばし(せっかく縁を薄くしたのに・・・)、ベランダの角の隙間をしっかり埋めて整形します。

その後塗り残しがあると嫌なので一度下地色で塗装してから、艦船模型用のエッチングパーツで手すりを復元しました。

この熊本城は1/350スケールなので、同一スケールで展開のある艦船模型用のパーツを探すとちょうど良さそうなものがいろいろと出てきます。

単純な形状なので、手すりのエッチングパーツを使用する際のいい練習にもなりましすね。(^□^)v

 

あと一つ気になっていたことがありました。

それは建物の壁にモールドされている引き上げ式の扉(何て言う名称なのでしょう?)です。

スジ彫りも甘く、エッジもぬめっとしていたのであまり扉っぽく見えなかったのです。

 

ここを何とかしたいと考えたのですが、とにかく数が多いので均等にスジ彫りを掘っていくのは大変そう・・・。

そこで思い付いたのがプラ板を貼っていく方法でした。

均等な大きさのプラ板を少しだけずらしながら貼って、扉と扉の間の隙間を再現。

さらに少しだけ大きいサイズのプラ板を貼っていくことで、扉の内側の空間も表現する。

しかし実際にやってみると、やはり数が多くて根気勝負に・・・。

しかもプラ板の端が揃っていなかったり接着が曲がっていたりすると一気に見た目が悪くなるので、神経も使います・・・。

効果的ではあったと思うのですが、終わった頃にはへとへとに・・・。

(画像の赤い矢印で示したところが加工前です)

 

 

○ディスプレイベースの製作

合間をみてディスプレイ用のベースも仕上げていくことにしました。

土台となるパーツはあるのですがそれだけではみすぼらしく感じたので、木製のパネルの上にディスプレイすることにしました。

サイズはA4が良い感じです。

まずは320~600番の紙やすりで表面を整えてから、木部用のカラーオイルを塗り込んでいきます。

 

カラーオイルの色はマホガニーを使用。

雰囲気としては派手すぎず、かといって同化して埋まって見えることもなく存在感は出ているように感じるのですがいかがでしょうか。

木部に使用する塗料は模型用塗料と比べると長時間の乾燥が必要となる傾向が多いため、早めにやっておくのがお勧めです。

 

土台と木製ベースはがっちりと固定したいので、ビスを使用することにしました。

 

しかしビスを通すところがなかなか見付かりません・・・。

手持ちのなかで一番長いビスを用いても、建物の裏側の目立たないところへは通せそうにありません。

うーん、今からビスを買いに行くのも面倒くさい・・・。

 

しょうがないのでナットを固定する板を自作し、がっちりと固定することにしました。

このあと、ディスプレイベースはツヤありニスを塗布して仕上げていきます。

 

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