童友社 1/350 日本の名城シリーズ・熊本城(製作記その2・組み立てを始める)

 

○仮組みと整形

それではそろそろ製作を始めていきます。

まずはパーツを大まかに切り出して仮組みしてみたのですが・・・。

早速うまくはまりません・・・。(-_-;)

 

裏を確認すると盛大に押し出しピンが突き出ていて、干渉しているのがわかります。

 

さらにパーツによってはパーティングラインが大きな段差となっているのも確認できました。

これらが邪魔をしてパーツの合いを悪くしているようです。

作り始めて5分で理解しました。

このキットは仮組みと整形をおろそかにしてはいけないと・・・。

 

建物の壁に当たる箇所は箱組みがメインになります。

しかし・・・。

 

パーツによっては変形していたりするので、その都度修正が必要となります。

こういった点をおろそかにすると、建物自体もゆがんでしまう可能性があります。

 

大・小天守の一層(一番下の階層)は複雑な形状ですが、これもほぼ箱組み・・・。

正直難易度高いです・・・。(>_<)

上面に位置するパーツ(屋根)と下面に位置するパーツ(石垣)に、何回も仮合わせをしながら組んでいきました。

ここはそれぞれの壁パーツの合いよりも、全体の形状を優先することにします。

そうしないと屋根や石垣のパーツにはまらず、城がうまく建ちません。

 

ちなみに中の空間には余ったランナーで補強を入れてあります。

壁パーツ同士の接着面にはガイドがほとんどなく、イモ付けなのです。

その状態だと接着したあとの取り回し等で、容易にゆがんでしまう可能性が考えられました。

そこで少しでも強度が上がるように補強を入れておいたのです。

 

予想はしていたのですが、案の定パーツ同士が合わさる角の接着面に隙間が生じました。

まあこれくらいであれば隙間を埋めるのは容易です。

パテでさくっと埋めてしまいます!

 

建物をゆがまずに建てていくには、びしっと直角・水平をだすことが大切だと考えました。

接着面の内側には角形状のプラ棒も接着して、直角を求めていきました。

 

あと大・小天守の一層と白い屋根裏のパーツを合わせてみたところ、隙間が生じていたのでプラ板を貼り付けて埋めておきます。

そのままだと壁に穴が開いているみたいで違和感が残るので、見逃さないようにしたいところです。

 

画像で矢印が指しているところのように、パーツによっては位置決めのガイドが用意してあったりします。

しかし実際に合わせてみるとぐらつきが生じて、いまいち位置が決まらない印象がありました・・・。

 

このようなところは無理にガイドを使用せずに、切り飛ばしてしまいました。

そしてスコヤ等を使用して実際に直角を確認しながら接着していくことにします。

 

さらに内側をプラ材で補強して、強度と直角を求めていきました。

 

画像は屋根のパーツを裏から見たところですが、一部目立つ位置に押し出しピン跡が見受けられます。

こんなところもパテでさくっと埋めてしまいます!

意外と目立つこともあります。

ここに限らず仮組みを繰り返しながら表に出る押し出しピン跡があるか、確認を忘れないよう注意していきました。

 

画像は二つの屋根裏のパーツ(白いパーツ)を建物のパーツに挟み込む部分を示したものなのですが、屋根裏のパーツが壁の役割も果たしています。

ただ屋根裏のそれぞれのパーツの間に隙間が生じてしまったのです・・・。

前述のように壁としての役割もあるので、このままでは隙間が目立ってしまう・・・。

接着して隙間を消してしまおうとも考えたのですが、そうすると取り外せなくなるので塗装の難易度が上がることが予想されました。

ということでここは屋根裏のパーツ同士が合わさる面にプラ板を貼って、隙間が最小限になるように処理してみました。

 

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