フジミ 1/3000 軍艦島(端島)(制作記その4)

 

いざ、制作を始めていくことに。

そのなかでも難所となるのが、エッチングパーツのみで構成される建築物でした・・・。






エッチングパーツの組み立て(竪坑櫓)

 

例えば上記画像のようなエッチングパーツ。

金属の板を折り曲げていくのですが、とにかくパーツが小さい!

しかも金属の板といっても板厚が薄く柔らかいので、闇雲に曲げるとすぐに歪んでしまうのです・・・・。

 

ということで、ここは先ほども登場したエッチングベンダーの出番のようです。

しかし、複数個所を曲げて筒状に仕上げる場合、重要なのは曲げる順番。

闇雲に曲げてしまうとエッチングベンダーに噛ませられなくなってしまい、その後の曲げ加工の難易度が格段に上がってしまいます・・・。

 

例えばパーツ番号155(竪坑櫓のパーツ)の曲げ加工は、上記画像の順番で実施してみました。

水平方向(②)の曲げ加工も筒状になってしまうと固定が困難になってしまうので、早めにやっておいたほうが良さそうです。

 

最初に両側の端(③)を曲げてしまうと中央曲げるときにベンダーでの固定が困難になってしまいます。

まずは中央(①)を曲げて・・・。

 

次に両側(③)をそれぞれ曲げていきますが、パーツが小さいのでこの順番でも徐々にベンダーでの固定が困難になってきます。

しかし折り目さえしっかり付いていればその後の難易度は下がります。

最終的には金属製のスコヤ(直角を図る工具)や定規を使用して角度を調整しました。

 

完成後の様子がこちら。

プラスチックパーツと比較するとその精密感の違いが良くわかると思います。

実際、私は完成したときに少々感動してしましました。( ̄∇ ̄*)ゞ

 

しかし、それ相応のスキルと時間、それと忍耐力(ここが大事かも)が必要となるのも事実。

必要に応じて使い分けた方が、制作はスムーズに進みそう・・・。

なお、エッチングパーツ同士の接着も瞬間接着剤をメインに使用しました。




エッチングパーツの組み立て(30号棟鉱員社宅)

 

こちらは30号棟鉱員社宅(パーツ番号135・138・140・157)。

特に屋上に複数並んでいる通気口?(140)は長さ3mm程の極小の板を半分に折り曲げ、アパート本体(157)に規則的に接着していくというドМ仕様。

しかもこの通気口のパーツは、垂直に立てた状態で接着していく必要があります。

取り扱いもシビアですが、接着においても困難を極めます・・・。

 

このサイズではうっかり紛失してしまうと、おそらく二度と見つからないでしょう・・・。(涙)

(予備が用意されていたのが、ありがたかったです)

そのため、接着に関しては見栄えよりも確実性を重視。

後々ウェザリングをする予定なので、接着剤のはみ出しはその時にうまく誤魔化してしまうことにします

( ̄▽ ̄;)

ということで、あらかじめ天井の所定の位置に瞬間接着剤を塗布してから通気口のパーツをセットし、乾燥まで我慢強く保持するという方法を取りました。

 

(ただ、接着が甘いと通気口が倒れたり傾いてしまったりする点にも注意が必要で、なるべく新品、もしくは開封直後の瞬間接着剤を使用した方が効率は良さそうです)

 

ちなみに、この通気口のようなパーツは他の建物にも用意されているのですが、小さいだけではなく、とにかく数が多い・・・。

全てを置き換えようとすると精神衛生に影響が出るかも・・・。

幸い、建物によってはプラスチックパーツにディティールとして既に再現されているものもあったので、それらはディティールを活かしてそのまま。

ディティールが再現されてない建物のみに、エッチングパーツを使用することにしました。

 

今回は練習も兼ねていたのでなるべくエッチングパーツを使うようにしているのですが、通気口は細いプラ棒等を代用してみてもいいかもしれませんね。

 

30号棟鉱員社宅におけるエッチングとプラスチックパーツの比較。

飛躍的に精密感は向上、というか別物・・・。

Σ( ̄□ ̄|||)

 

エッチングパーツの加工(手すり)

 

こちらは手すり(パーツ番号147)で、設置する場所の形状に合わせて円形に丸める必要があります。

このような加工では求める形状に近い径の棒を用意。

そして少し柔らかめの下敷き(ここではゴムのブロックを用意しました)の上にパーツを置き、棒でパーツを押し付けながらごろごろ転がします。

何回か往復すると徐々にパーツが丸まってくるので、希望の径になるまで転がせば円形の手すりは完成!

 

棒に巻き付けるようにして曲げていってもよかったのですが、弾性の影響からかきれいに丸まってくれないことがありました。

そのため、今回は上記の方法をとっています。

 

エッチングパーツの修正

エッチングパーツに誤差はほとんどみられなかったのですが、ごく一部に調整が必要な場面が生じました。

 

 

その一つが上記画像。(パーツ番号124)

合わせてみると左右がはみ出してしまいます・・・。

 

ここはプラスチックパーツに合わせて左右を切り飛ばし、無理やり合わせてしまうことにします。

直線的な切断なので加工は容易、私は金属用のニッパーでバチン!と切り飛ばしてしまいました。

 

「制作記その5:エッチングパーツの加工・組み立て・調整の続き」へ

 

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