フジミ 1/3000 軍艦島(端島)(制作記その5)

 

前回に引き続き、エッチングパーツの加工や修正を行っていきます。

特にプラスチックパーツとのすり合わせは、やっておいて損のない工程でした。






島本体と建築物のすり合わせ

 

こちらは竪坑櫓(パーツ番号152・153・155・159・161)を所定の位置に置いてみようとしたところ。

本来は穴が開いているコの字型のスペースに収まるはずなのですが、どうやっても入りそうにありません・・・。

パーツの構成上、竪坑櫓のサイズ調整は非常に困難・・・。

ということで、ここでは島に一体で成型されている建築物を調整してスペースを確保してみることにします。

 

方法はこんな感じです。

①まず矢印で示した端の建築物を切除

(再利用したかったのでエッチング製の薄いのこぎりを使用して、なるべく形状が崩れないように切り取りました)

 

②切り取った建築物を竪坑櫓が入るスペースまで移動させて再接着

 

 

③不足分をプラ板で継ぎ足して整形

 

 

無事、竪坑櫓が収まりました。(o^-‘)b




クレーンの工作

 

こちらはベルトコンベアとクレーン。

クレーンの後端にある四角い箱(画像の矢印で示したところ)は、本来はエッチングを折りたたんで箱をつくり接着するという仕様。

今回は練習も兼ねていたので、なるべくエッチングパーツは使うという方針で制作を進めています。

しかし、さすがにここは労力に見合わないと判断、同寸に切り出したプラ板で代用することにしました。

 

次は3か所ある小さい方のクレーン。(パーツ番号146)

このクレーンはプラスチックパーツの土台(画像で丸く囲んだところ)を切り取り、その土台をエッチングパーツに植え直すという仕様。

 

植え直してみたのがこちら。

シャープにはなりましたが、なんだかすっきりしすぎている感じもします・・・。

(-_-*;ウーン

なので、プラスチックパーツを参考にディティールを追加してみることにしました。

 

追加後の様子がこちら。

薄いプラ板を切り出してディティールを追加してみたのですが、あらためて説明書を見てみるとそもそもの形状が違うような・・・。

 

どうやらプラスチックパーツは土台のみではなく、クレーンの根元の部分(画像で丸く囲んだところ)も利用するようになっていたみたいなのです。

極小のパーツを切り刻んでしまっているので、後戻りするのは難しい・・・。

よって、このクレーン達はこのまま使用することにしました。

クレーンに見えなくはないし、ここは前向きにいくことにします。

(-_-;)

 

地面の修正

 

さて、エッチングパーツの取り付けと加工が終わりました。

そこであらためて島のパーツを確認してみると・・・。

 

地面には建築物取り付け用のガイドとしてへこみがあります。

しかし、エッチングパーツに置き換えるところはこのガイドが不要で、それどころか場所によっては悪目立ちしてしまいそうです・・・。

 

ということで埋めてしまいましょう。

ここはサイズが近いこともあり、プラスチックパーツの取り付け用のピンを利用してしまえば効率が良さそうです。

 

ピンを切り取って地面に接着してみました。

これだけだと隙間が残るので、パテも塗布して均しておくことにします。

ただ、地面も後々ウェザリングをするので、そこまで神経質になる必要はないかもしれません。

 

「制作記その6:塗装とウェザリング」へ

 

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