○はじめに
今回はこちらのキットを制作しました。
・Bトレインショーティー 箱根登山鉄道モハ2形(金太郎塗装+現行塗装)2両セット
前回製作した熊本城の情景(ジオラマ)製作が楽しかったので、もう一回情景を作ってみようかなと押し入れから引っ張り出してみました。
幸い、情景に使用する素材は揃いつつあります。
さらに今回使用するキットは塗装済みなので、お手軽に情景を楽しんでしまおうという魂胆もありました。( ̄▽ ̄)
さて、このキットは以前箱根に旅行へ行ったときに入手したもので、確か駅の中の売店で購入したような記憶があります。
購入当初よりこいつを情景で活かせたら楽しそうだなと、ぼんやりと考えていました。
それからすっかり忘れていましたが・・・。(-_-;)
しかし熊本城の製作を通して情景に使用する素材も揃いつつあったので、この機会にチャレンジ!
鉄道模型も興味はあるのですが、一度足を突っ込むと沼にハマりそうな予感しかしません。(笑)
そういった意味でも、Bトレインショーティーは手軽に鉄道模型を楽しむのに最適な商品なのではないでしょうか。
〇実車について
だいたいのことはパッケージの裏側に記載されていますので、今更私が述べることもないのですが・・・。
モハ2形の原型の製造が1927年だったことにびっくり。Σ( ̄□ ̄|||)
1927年といえば第二次世界大戦が始まる12年前・・・。
そんな昔からあったのですか!
ただ、現在までそっくりそのまま使用されているわけではなく、数回の改修・仕様変更を受けているようです。
なかでも目立つのは1955年の鋼製車体への更新ではないでしょうか。
この更新により今となっては馴染み深い外見へと変更されたようです。
「2形」というくらいなので他にも形式はあります。
そのなかでも1形は現在も運用されていて、2形との違いをおおざっぱに比較してみると・・・
・1形は導入時にアメリカ製の車両部品を使用しており、2形はスイス製の車両部品を使用している
・1形は運転台が片方にしかない(もともとは両側に運転台があったが1990年より撤去された)。
2形は現在も両側に運転台がある
ということになるでしょうか。
モハ3形は1997年に引退しており、4形以降は存在しません。
箱根登山鉄道についてもパッケージに記載がありますが、関東ではメジャーな観光地を走る鉄道です。
小田原~強羅間を走行していて、強羅より上を目指す場合はケーブルカーへ乗り換えます。
箱根湯本、といったように箱根〇〇という駅名はありますが、「箱根」というそのものずばりの駅名はありません。
開通は1919年で第一次世界大戦の翌年。
もともとは馬を用いた馬車鉄道がその始まりで、その後電化への道を辿り登山電車へと移り変わっていきます。
1919年の開通とは具体的には箱根湯本~強羅間の開通を示すようです。
もちろん「登山」鉄道というくらいですから、車両は急勾配を登っていきます!
本格的な「登山」は箱根湯本駅から始まり、パッケージには最大80‰(パーミル)の勾配を登っていくとの記載がありました。
しかし私は‰(パーミル)という単位に馴染みがありません。
調べてみると‰は%(パーセント)の1/10になるとのこと。
ということで勾配(%)は8%、角度で示すとおよそ4.6度。
サイクリング等で体を鍛えていない一般的な方がママチャリで登るには困難な坂、と表現してみます。(笑)
○キットについて
箱根登山鉄道といえばこれでしょう的なノリで即買いしたキットですが、パッケージを注意深く見てみるとモハ2形2両セットとの記載があります。
調べてみると塗装や形式の違いによっていくつかのバリエーションが確認できました。
今回製作するのは、箱根登山鉄道モハ2形(金太郎塗装+現行塗装)2両セットです。
前述のようにこのキットは塗装済みであとは組み立てるだけ。
動力は付属していませんが、別売のユニットを使用すればNゲージ規格の線路を走らせることも可能なようです。
1両につきパーツ数は30個程ですが、配管の有無等で使用するパーツの場所が変わってくるようなので説明書はしっかり読んだほうが良さそうです。
外装部品はクリアーパーツで構成されており、その上から塗装されていました。
ワイパーまで塗り分けられています。
こんな細かい塗り分け、私には無理!(笑)
パンタグラフは畳んだ状態のパーツのみが入っていました。
しかし説明書にはNゲージ用のパンタグラフのリストが記載されています。
パンタグラフは繊細な構造でもあるため、交換する価値はあるかも・・・。
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