TAMIYA:1/12 DUCATI 1199 PANIGALE S TRICOLORE(タミヤ:1/12 ドゥカティ1199パニガーレS トリコローレ)(制作記その6:カウル・外装部品の研ぎ出し前の基本塗装)

 

ここからは塗装を始めていきます。

こちらでは主にカウル等の外装部品に使用した塗料と基本塗装の工程・方法をまとめました。






ドゥカティ1199sに使用するレッド

パーツの加工や整形が一通り終わったところで塗装を始めていきますが、その前に確認しておきたかったのが1199のカウル等外装部品の赤にどの塗料を用いるかでした。

最初の方で述べたように、キットは塗り分けにデカールも併用する仕様となっています。

塗り分けは自作したマスキングシートも活用してなるべく塗装で済ませたいと考えていたのですが、それでも一部はデカールを使った方が円滑に進みそうです。

そうすると必要になってくるのが色合わせ。

赤といっても様々な赤が存在するため、なるべくデカールと近い色合いの赤が必要になってきます。

 

ここは最終的な仕上がりにも直結する工程になってくるため、様々な赤をそれぞれ実際にエアブラシで吹いて色合いを確認することにしました。

(瓶の中にある塗料と、実際に塗装した後の塗料では色合いが違って見えることもある)

 

結果として一番近いと感じたのが、GSIクレオス:ハーマンレッド。今回はこの色でいこうと思います。

 

あと、こういうときにカラーチップを作って残しておくと、今後にも活用できて便利。

財産になるといっても過言ではないかも。

カラーチップの制作にはHIQPARTS(ハイキューパーツ)さんのハイキューカラーチップ:メタリックカラー用を活用、なぜメタリックカラー用を使用したかというと・・・

 

それは下地の影響をよりしっかりと確認できるため。

メタリックカラー用は色合いを確認するスペースに黒いところもあるので(ソリッドカラー用は黒いところが無く白のみ)、ここに希望の塗料を吹くことで下地の影響を容易に確認できます。

今回はさらに上半分にピンクのサーフェイサー(赤は下地をピンク系の色にしておくときれいに発色しやすい)を吹いて、合計4つの下地の影響を確認できるようにしてみました。

赤は下地の影響を受けやすいとされていることもあり、下地の色に関してもこの段階で念入りにチェックしておきました。




カウル・外装部品の塗装とその工程

塗装前のパーツを並べてみたところ。うーん、多いのう・・・。

 

ぴかぴかのつやを出すために多数の工程が求められる外装部品から、塗装を始めていくことにします。

まずサーフェイサーの下地にGSIクレオス:クールホワイトを吹きました。

(基本的に塗装はエアブラシを使用しています)

 

クールホワイトが乾燥したら、塗り分けのためのマスキングへ。

クールホワイトの範囲を残すためのマスキングで、範囲はこんな感じ。

縁や凹凸のあるところ・不足しているところはテープを切り出すのが手間だったので、マスキングゾル(液状のマスキング材)も併用しています。

 

次にガイアノーツ:サーフェイサーエヴォ・パステルピンク → GSIクレオス:ハーマンレッドの順に塗装。

 

次は一番下の黒いところを塗るためにマスキング。

ここはキットではデカールで再現する仕様になっていますが、自作したマスキングテープを使って塗装してみます。

 

黒はGSIクレオス:ウイノーブラックを使用。

しかしここは入り組んでいてけっこう難しい、少し吹きこぼれが生じてしまいました。(泣)

ちょっと焦りますが・・・。

 

綿棒にコンパウンドを付けて擦ってみたら消えてくれました。

吹きこぼれの量が少なかったことも幸いしたかもしれません。

あまりごしごし擦ると塗装まで剥がれてしまう可能性もあるので、力加減に注意。(実際に、綿棒に赤い塗料が付着していますね)

 

フロントカウルも同様の手順で塗装。

しかし、こちらはさらに入り組んだ構造となっているため、特に黒いところを塗るためのマスキングには苦労しました。

もう気合です。

 

基本塗装を終えたら、デカールを貼るための準備。

エアブラシで吹いただけだと塗装面がけっこうデコボコしているので、デカールを密着させるためにも表面を整えて平滑にします。(デコボコした面にデカールを貼ると密着しづらく、浮いたところが白く曇って見えたりする。いわゆるシルバリング)

まず、基本塗装を保護するためにGSIクレオス:スーパークリアーⅢを吹き、乾燥後に1000番前後の紙やすりやスポンジヤスリで磨いていきました。

といっても、透明なクリアー層を磨いているので、表面がどのくらい滑らかになっているのかは判断が難しいところ。

目安にしているのはつやの有無で、平滑な面に近づくにつれて表面は均一なつや消しになっていくようです。

(ちなみに塗装面のデコボコは塗料の濃度やエアブラシの使い方によっても変化するようなのですが、私はあまりきれいに吹けず、どうしてもでこぼこしてしまう。ここは要研究)

 

ここでも基本塗装まで削らないように注意。




リカバリー、タッチアップの方法

そうは言っても削れてしまうときもある。(今回も何か所か削れてしまい、下地が出てしまいました。画像を残していなかったので上の画像は前作から)

そのようなときはマスキングが不要、もしくは簡単に済ませられる場合は再度エアブラシで塗装。

正確なマスキングが要求される場面では、もう一度マスキングするのが面倒なこともあり、筆で塗料を置く、いわゆるタッチアップで対応しています。

ただ、タッチアップだと同じ塗料を使用したとしても、色合いが変わってしまうこともあって・・・。

しかし、そのようなところも完成後は意外と気付かなかったりすることもあるので、気にし過ぎるのも良くないのかも。

ここは判断が難しいところです・・・。

 

再塗装が済んだら再度スーパークリアーⅢを吹いて乾燥後に磨く、という工程を繰り返しました。

 

続きはこちらのリンクよりどうぞ

TAMIYA:1/12 DUCATI 1199 PANIGALE S TRICOLORE(タミヤ:1/12 ドゥカティ1199パニガーレS トリコローレ)(制作記その7:カウル・外装部品のクリアーコートと研ぎ出し)

 

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